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古希を迎える


投稿するに当たり、先ず私の人間像を書き添える。
立派な会員諸氏の中にあって、こんな者が居るのかと思い描いて欲しい。
名乗る程の人材ではないのであえて匿名とさせていただく60歳中ほど退職しもうすぐ古希を迎える老人である。
現役時代は主として海に関わっていた。結構危険な目にも遭遇した。
そんな訳で退役後は空気の澄んだ静寂な山への関わりが願望であった。
樹木との共生することが夢だったのである。親譲りなのか自分では器用な方だと自負している。
しかし、残念なことに何をやっても中途半端な男なのである。
多趣味で、興味をもったら熱心に取り組むのだがもう3歩位のところで挫折してしまう。今になっては遅いが一つ事を集中し続けていたら人に自慢できる域に達していたかもしれない。そんなこんなで年中連休の身だ、退屈さは感じなかったものの心の片隅に残された人生をこのまま終わっていいのかと言う思いが芽生えた。入会の動機は自己の健康保持にあったが、何か世の中に役立てることをとの思いもきっかけの一つであった。
活動期間は余り長期とはいえないが未だに続けているのは前述した性格を思うと不思議である、会員との親睦も得られ、月に一回の例会には出来るだけ参加するようにしている。
途中、体調を崩し挫折しかけたが元気を取り戻しマイペースでやらせてもらっている。活動の主目的は山道の整備にあるが、取り巻く里山の荒廃ぶりがやたら目に付くのは皆目の一致するところであろう。
安い輸入材に押され手付かずの暗い杉木立、点在する枯れ果てた赤松、竹林、雑木に被われ強靭な根張りを失った大木が倒れ傾斜地の各所で土砂崩れが見られる。なんとかしたい、チェンソーの講習会にも参加した「三本の矢」の教えにも有るように、独りの力はたかがしれている。
大勢の力を結集することで見事な速さで成果が上がるのを実感する。
全ての作業は計画的であり、短時間で途中休憩もあり、そんなにハードと思っていない、軟弱な私にとって作業現場までの登りが一仕事ではある、夏の暑い盛りは流石にこたえる。しかし、やり遂げた時の達成感と乾いた喉を潤す飲料水の旨さは答えられないものがある。徐々に体力の衰えを自覚するも手足が動ける間は頑張る積りでいる。最後に我々の天敵イノシシ軍団に告ぐ、折角綺麗にした山道を掘起こさないでくれ・・・、彼らは生きる為に必死な訳で諦めも付くだが、心ない人間のなせる業、山道脇に捨てられた粗大ゴミ、空缶等のなんと多いこと、実に情けない。


会員M

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